【開催報告】ピザ窯づくり

10月2日の道楽職人カーペンターズは、ピザ窯づくりを行いました。

今回の先生は、幸和建設工業の武田社長。

初めてのピザ窯づくりに向けて、社長自ら作り方を調べて設計図まで書いて準備しました!

ピザ窯づくりにはたくさんの耐火レンガのブロックを使います。

レンガを積んだだけだと、当然ですが倒れてしまう可能性があるので、モルタルで間をつなぎます。後でモルタルがくっつきやすいように、ブロックをまずは水につけます。

レンガは実際に持ってみると、結構重いです。大人でも重く感じるので、子どもならなおさらですね。

持ち上げて、運んで、置いてと一人でやるより、リレー形式で運ぶほうが効率的なので、みんなでレンガリレーをしました。

レンガの準備をしたら、今度はモルタルです。

モルタルは、セメントに水と砂を混ぜて作る建築材料です。

力を込めてよくかき混ぜます。

モルタルができました。

レンガを積み上げていきますが、半分のサイズのレンガがほしい箇所があります。

そんなときには、この道具!

これはプロが使うブロック切断機で、レンガも半分に切ることができます。

ホームセンターにも売っていないプロ用の道具ですが、道楽職人カーペンターズの仲間になると、こんなすごい道具も貸してもらえちゃいますよ♪

レンガとモルタルが準備できたら、レンガの接着部にモルタルを塗って、積み重ねていきます。

モルタルをコテを使って塗るのを、武田さんが見本にやってみせてくれました。ケーキに生クリームを塗っていくような、なめらかな手付きです。武田さんがやっているのを見ると簡単そうに見えましたが、実際にやってみると、なめらかに塗るのは意外に難しい!

子どもも大人も挑戦してやってみました。

アーチ状にレンガを組み上げていくのには、工夫がいります。

レンガとレンガの間に三角の木の切れ端を挟んで角度をつけ、角度を調整します。レンガとレンガの間はやはりモルタルで接着します。

ここは難しいので大人の参加者さんたちでやっていきます。

その間子どもたちは、前回作った折りたたみテーブルに塗装したりしています。

オヤジーズたちの活躍で、レンガがすべて組み上がりました!

てっぺんには煙突もつきました。

余ったモルタルを取り除き、濡らしたスポンジでレンガの表面をきれいにし、完成です。

これでうまくピザが焼けるかは、また後日の確認です。

次回道楽職人カーペンターズは11月6日(日)「アーティスト&カーペンターフェスタ」です。今回作ったピザ窯でピザを焼いて食べてみましょう!

アーティスト&カーペンターフェスタは、秋の子ども&ペットまつり。飲食を含むたくさんの体験ブースがあります。ご予約は不要ですので、ぜひお気軽に遊びにいらしてください。