【開催報告】竹の器とおはしづくりと流しそうめん大会

8月7日の道楽職人カーペンターズは、流しそうめん大会!

工作タイムでは、流しそうめんを食べるための竹の器とおはしを作りました。

今回の先生は、前回7月と同じく竹やぶ整理のお仕事をされている株式会社 梅鉢TMCの小澤孝康さん。

まずは、竹の種類のことを教えてもらいました。
竹の器を作るのに使うのは、比較的太い「孟宗竹」。
卓上丸のこでカットして、サンドペーパーをかけます。

竹のお箸は、節の部分を器として切ったあと、残った間の部分を使って作ります。
なたで竹を繊維に沿って縦に割ります。

次に、食べやすいように先の方を小刀で削ります。
初めての小刀に、みんな真剣そのもの。
少し難しいこの作業は、保護者の方も手伝って、一緒になって作りました。
小刀で削り、ヤスリをかけたら完成です。

流しそうめんを流す竹の台も、今日この場で作ります!

小澤さんが長い竹をきれいに真っ二つに割って、中の節の部分を取り除く作業は、参加者のみなさんも一緒にやりました。

「そうめん流し台」ができたら、お待ちかねの流しそうめんタイム!

子どもたちは、今か今かと待ちきれません。

最初に流すのは、小麦粉アレルギーのある人でも食べられる米粉のそうめん。
アレルギーがない人も、米粉のそうめんを一緒に食べてみました。

左が米粉のそうめん、右が小麦粉のそうめん

そうめん台の両サイドに並んで流れてくる麺を真剣に待ち構える子どもたちの微笑ましい姿に、見守る大人たちの顔もほころびます。

おそうめん、随分たくさん茹でたのに、子どもたちは想像以上に食べました(笑)

米粉のそうめん以外にも、一般的な小麦粉のそうめんはもちろん、缶詰のみかんやパイナップルも流しました。

フルーツ流しに、子どもたちも更にヒートアップ!

幸和建設工業の敷地内にある小さな畑でミニトマトを収穫して、それも流しました。

ミニトマトの収穫

コロコロ転がるミニトマトはキャッチするのも難しくて、流れていってしまうトマトに大爆笑の子どもたち。

子どもたちがひとしきり満足したら、大人たちも流しそうめんを楽しみます。

今度は流す方がやってみたくなった子どもたちが集まってきて、どんどん流すので、わんこそうめん状態で大人たちもバクバクたくさん食べました(笑)

そうめんを流すのに夢中の子どもたち
負けじと食べる大人たち

コロナ下でなかなかこうしたイベントも少なくなってきていますが、ものづくりに夏の風物詩の流しそうめんと、参加された方には夏の楽しい思い出の一コマになったのではないでしょうか。

今回は、お父さんが子どもを連れてきているファミリーのご参加が多く見られました。
道楽職人カーペンターズには、大人だけでものづくりを楽しみに来られる方もいますし、こうして親子で参加される方もいますし、多様な方がものづくりを通して楽しい時間を過ごしていかれています。

次回のイベントは9月7日 キャンプなどにも便利な「折りたたみテーブル作り」の会です。
ぜひふるってご参加ください♪

お申し込みはこちらから↓
https://forms.gle/AgRs8LL59Q2cXgfK8