【開催報告】折りたたみテーブルづくり

折りたたみテーブルづくり

9月4日の道楽職人カーペンターズは、「折りたたみテーブルづくり」を行いました。

今日の先生は、ウッドコンシェルジュ三代目合同会社の佐々木友路さん。
材木屋を営むとともに、子どもたちに木に触れて木の大切さを伝える木育の活動をされています。

折りたたみテーブルの材料は、こちら。杉材を使います。
杉は身の回りにあるとても身近な木ですが、さてこのどちらが杉でしょう?

もう一つはヒノキです。断面を見るとわかるそうです。
一つ目と二つ目、どちらが杉か手を挙げてもらったら…まさかの全員同じ答え!

答えが発表されると…正解は、みんなが手を挙げなかった方でした!!

さて、断面でどのように見分けたのでしょう?
ヒントは手元にある板材にありました。ここでは答えはナイショ。
匂いを嗅いだらわかるかなと、みんな匂いを嗅いでみます。

クイズの答えがわかったら、次は座面にする板材を選びます。
白っぽい板と赤っぽい板があり、白っぽい方が軽く、赤っぽい方が強度があるそうです。

各々好きな板を選び、やすりがけをします。
板にはザラザラな面とツルツルな面があり、天面はツルツルな方にします。
表面の感触の違いを手で感じたり、木目を見て並べ方を考えるのも楽しいですね。

やすりがけができたら、インパクトドライバーでネジを締めていきます。

インパクトドライバーを初めて使う人も多いので、まずは使い方を教えてもらいます。
大人も初めてのチャレンジ!

曲がらないように、真っ直ぐ上から打ち込みます。
今日はたくさんインパクトドライバーを使い、最後にはみんな随分慣れて上手になりました。

店面の各部材を組み立て終わったら、次はテーブルの脚の部分です。
こちらはナットをレンチで締めていきます。木と木の隙間のところに、滑りをよくするために「ワッシャー」を入れます。

木は自然のものなので、工業製品と違って一つひとつに差があります。
DIYなので、ちょっと失敗してしまったり、うまくいかない部分も出てきたりします。
でも、その少しずつ違ったりうまくいかないところを、どうすればうまくいくかを考えて工夫することが木育を通して学べる大切なことだと先生は教えてくれました。

都会に住んでいると、自然のものに触れる機会もなかなかなかったりします。
色、感触、匂いといった五感を刺激する様々なものを、木それひとつが持っています。また、一つひとつ違いのある木という素材を使ってものづくりを行っていくことで、考えたり工夫したりする力が養われていきます。

毎月行われる行われる道楽職人カーペンターズのものづくりの会は、単発でも参加できますが、毎回違った道具や素材に触れられる経験を得られます。

大人の方のみでの参加も大歓迎!大人も子どももそれぞれ真剣に楽しくものづくりをする会です。

今回は、先月に引き続き、大好評だった流しそうめんをやりました^^

流しそうめんは雨といを使ってされることもありますが、本物の竹を半分に割って作ったそうめん流し台は、やっぱり違います!

さらさらと流れる水の音はせせらぎのようで心地よく、そうめんは下に流れるほどひんやりと程よく冷えます。普段はあまりそうめんを食べないけれど、これはとてもおいしかったとの声もありました。

もちろん子どもたちは大喜びです。

次回は「ピザ窯づくり」。

「子どもと犬の遊び場」にみんなで一緒にピザ窯を作ります。
ピザ窯は、どうやってできているのでしょうね!

翌11月に行われるアーティスト&カーペンターフェスタのときには、そのピザ窯で焼いたピザを食べましょう^^

お申し込みは以下のリンク先フォームから。

https://forms.gle/SZ4njjsPSPm8dtGw6

次回の参加費は無料です。