【開催報告】竹灯ろうつくり

7月3日の道楽職人カーペンターズは、「竹灯ろうづくり」を行いました。

今日の先生は、竹やぶ整理をなりわいとされている株式会社 梅鉢TMCの小澤孝康さん。

竹筒に穴を開けて、きれいな灯ろうを作ります。
見本の灯ろうも、花火のような模様がとてもきれいですね!

図案はあらかじめ花火の模様を先生がプリントしてきてくれたものがあります。
いくつかパターンがあるので、好きなものを選んではさみで切り、自分で好きな位置に配置します。

模様を貼るときには、養生テープをしっかり紙の上から貼ったほうが、穴を開けやすいそうです。

穴を開けるのに使うのはドリルやねじ巻きに使う「インパクト」という道具です。

先端に取り付ける「ビット」は様々な大きさのものがあります。

竹はとても繊維が強いので、普通のビットで穴を開けると繊維がささくれのようになってしまうそうなのですが、小澤さんが今日持ってきてくれたのは竹用のビットで、先端が尖っています。
これで開けると、ささくれができずに開くそうなのです。すごいですね!

竹用のビット

ビットのサイズを変えながら、たくさんの穴を開けていきます。
大人も子どもも真剣そのもの!

今回は、午前午後合わせて20名以上の方にご参加いただきました。
オリジナルな図案を作った方もいらっしゃいました。
みなさん、素敵な灯ろうができましたね^^

竹は繁殖力が強く、毎年どんどん伸びてくる竹やぶに困っている方もいらっしゃいますが、刈り取った竹をこうして楽しく活用できると良いですね!

ちなみに、道楽職人カーペンターズの会場となっている508BASE・幸和建設工業株式会社の敷地内では、駐車場や遊び場の入口に竹チップの舗装を実験しています。

砂のような見た目ですが、固くて砂は散らず、給水します!

会場に来たときには、どこにあるか探してみてくださいね♪

次回の開催は、8月7日(日)竹の器とおはし作りと流しそうめん大会です。
みなさま、ふるってご参加ください!

お申し込みはこちらから↓
https://forms.gle/Rw7PNBo2D8EkGsRX7